特定口座(源泉徴収口座)で株式を売りました。確定申告をしなくても大丈夫ですか?

源泉徴収口座は基本的に確定申告は不要ですが、次のような場合は確定申告をする必要があります(申告す るかどうかは、口座ごとに選択できます)。

①複数の特定口座がある場合で、いずれかの特定口座の譲渡損失分を別の特定口座の譲渡益から差し引く場合

②当年分、前年分、前々年分の譲渡損失の金額を、翌年以後に繰り越す場合

③前年以前の譲渡損失の繰越分を、当年分の譲渡益や配当所得から差し引く場合

※株式等の譲渡損失を翌年以後に繰り越すと きは、株式等の売買取引がなく、また、配当 がない場合でも、連続して確定申告書を提出 しないと、その繰越控除は受けられません。

※配偶者控除や扶養控除が適用されるかどうかを判定する際の 「合計所得金額」は、前年以前の譲渡損失の繰越分を差し引く 前の金額をもって判定します。所得税と住民税とで異なる申告方法を選択することができます。

このエントリーをはてなブックマークに追加